僕は1年半ほど前から、我が家の「損益計算書」を作っています。

「それ、家計簿じゃね?」

とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、違います、あくまで「損益計算書」です。
Excelで作った力作で、ちゃんと予実管理もできるようにしてあります。
日々の入出金を入力すると、月末には「月次損益計算書」が完成するようになっています。

学生時代から結婚するまでは、カード破産一歩手前の状況に陥るほど、自分のお金の出入りに無頓着だったのですが、結婚して随分更正しました。
こういうのを「婚姻更正法」とでも名づけましょうか(笑)

冗談はさておき、家計ぼ・・・ではなく「損益計算書」を作っている僕にとって、買い物をした時にレシートをもらえないのはとても困ります。
「たいした金額じゃないし、ま、いっか」
と出金をなかったことにすることもありますが、原則としてきちんとレシートは貰います。

ところが、渋谷あたりのコンビニなどで買い物をすると、おそらくレシートを受け取る若者が少ないのでしょう。当然のように、おつりだけ返ってきます。
そのような時は、「レシートもらっていいですか?」と丁寧にお願いをするのですが、店員の若い女性は「はーーい」と間の抜けた返事を返したりします。

今日、渋谷のセブンイレブンで買い物をしたら、

「レシート大丈夫ですか?」

と聞かれて、一瞬考えてしまいました。

リポビタンDの有名なコピー「ファイト一発!」を、「ファイトは一発、二発と数えるものなのか?」と、10年以上前ですが、原田宗典さんが突っ込んでらっしゃるのを思い出しました。

コンビニのレジでおつりを受け取る状況において、レシートは「大丈夫か、大丈夫じゃないか」という基準で計れるものではないのではないか、と、こう思うわけです。
「大丈夫か、大丈夫じゃないか」の基準で無理に回答しようと思えば、やはりここは「大丈夫じゃないです」と答えるべきだったのでしょうか。


何となく言わんとしていることはわかったので、「あっ、下さい」と答えましたが、もっと気の利いた返事をすればよかったと、少し悔やんでいます。

例えば、
「レシートにケガはないようです」とか、「ケッコー大丈夫」とか、逆に店員さんを困らせることができなかったという、僕に油断があったことを反省しております。


・・・・昼休みが終わります。

なぜ、セブンでバイトをすると3カ月で経営学を語れるのか?―鈴木敏文の「不況に勝つ仕事術」40 (プレジデントブックス)なぜ、セブンでバイトをすると3カ月で経営学を語れるのか?―鈴木敏文の「不況に勝つ仕事術」40 (プレジデントブックス)
(2009/05)
勝見 明

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