風にころがる企業ホーマー

企業法務や経営に関する話題を中心に、気ままに情報発信してます。

2009/12

長男が「漢方を水で溶いてハチミツを入れたもの」を、ノートPCのキーボード上に思いっきりこぼしました。
おかげでキーボードを叩いても感触がなかったり、違う文字が表示されたりして困っています。
以前、せんべいのクズが入ったときはエアースプレーで解決したのですが、今回は分解する必要がありそうです・・・

それはいいとして、タイトルの通り、iPod touch(32GB)を購入しました。
先日36歳の誕生日を迎えたので、誕生日プレゼントという名目で買いました。
これまで、第2世代のiPod nano(2GB)を使っていたのですが、さすがに容量が足りず、「これを入れる替わりにこれを外す」という作業が発生しており、面倒なことこの上ありませんでした。

来年は「英語と数学をきっちり勉強しよう」と、中高生のような目標を(まだ漠然とですが)立てており、そのためにも大容量のMP3プレイヤーが欲しかったわけです。
シンガポールのCREATIVE社やSONYなども検討したのですが、やはり「iPod touch」や「iPhone」の利便性を考えると、現時点ではAppleに軍配があがります。

昨年の時点では、「来年はiPhoneを買っちゃおうかな」と考えていたのですが、安くなったとはいえやはりまだまだパケット定額の負担は重いので却下。
Wi-Fi環境があればiPhoneと同様の(もちろん電話としては使えません)機能を有するiPod touchを買おう、と決めました。

そしてご存知「企業法務について」のkataさんが、「LAW launcher for iPhone」をリリースされたことも、今回iPod touchを購入する決め手になりました。

「LAW launcher for iPhone」の詳細はkataさんのブログに写真付きで紹介されているので、そちらをご覧頂きたいのですが、これはなかなかの優れものです。
法令の網羅性と検索性の高さはもちろん、企業法務実務家が作っただけに、「痒いところに手が届く」機能が搭載されています。
詳しくはやはりkataさんのブログをご覧頂いた方が早いのですが(しつこい)、例えばダウンロードした法令は保存しておけるので、僕は早速「民法」と「会社法」をダウンロードしておきました。
これで電車の中で本を読んでいるときに、条文をササッと見ることが可能になりました。

ネットで法令を見ることが可能になった現在でも、これまでの「紙の六法」もやはり、一覧性の高さや、その時点で効力を有していた法令の記録を残しておくという意味で、買う必要のあるものだと思っています。
でもこれまでのように、六法を持ち歩くという重労働から解放されるという意味において、非常に画期的な出来事だと感じています。

ちなみにiPhoneのアプリには、大手出版社の六法もいくつかありました。中には無料のものもありました。
それらの六法を試したわけではないので、無責任なことは言えないのですが、kataさんの作ったものの方が利便性が高いに違いない、という確信のようなものが僕にはあります。
それはkataさんのブログを読んでいれば、たいていの方は同じように感じるのではないかと思いますが、そこはそれ。自己の判断でお願いしたいと思います。

ちなみに600円です。
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昨日は誕生日だったのですが、この週末はグダグダでした。

そもそも金曜日の朝の会議で同席した役員のAさん。
Aさんは腹痛・胃痛・微熱を訴えながらも2時間弱の会議に最後まで同席しました。
そして「やっぱ、ちょっと無理・・・」と、午前中で早退していきました。

金曜日の午後、僕は何だかお腹が痛くなって、金曜日の夜からは胃が痛くなって、土日は完全にグロッキー状態でした。
退屈した子供たちがどこかに遊びに行ったところ行方不明になり、心配してあちこち探し回ったところ、お隣さんに上がりこんで「ガメラを観てた」だと。


今朝出勤したら、役員のAさんは「12時間で回復しました。インフルエンザではありませんでした」とニコニコしてましたが、一緒に会議に出席していたBさんは体調不良でお休み。役員Aさんの隣の席の女性も体調不良でお休み。
会議に同席した取引先の方の体調が気に掛かるところです。

全くもって、情けない週末でした。


「情けない週末」といえば、佐野元春の歌。
デビューアルバムに収められているのですが、これを聴くと、佐野元春というのは詩人だということがよくわかります。

BACK TO THE STREETBACK TO THE STREET
(1992/08/29)
佐野元春

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「IFRS 読み方」という検索ワードでこのブログに辿りつかれる方は多いのですが、今日は「羽田空港 P4 読み方」という検索ワードの方がいらっしゃいました(笑)

えーと、たぶん「ぴーよん」が一般的だと思います。
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ずっと購読しようか迷っていた「週間isologue」。
ご存知のとおり、公認会計士である磯崎先生のブログ「isologue」からスピンアウトして発行されている、有料メルマガです。

月額840円という金額は、予想される内容に比べれば決して高いものではないと思うのですが、ただでさえ読むものが多く、また購読している雑誌の量を考えて、購読することを躊躇していました。

しかし今週号のタイトルが「ベンチャー企業のストックオプション(初級編)」ということで、私が強い興味を持つ分野であるわけです。

これまで何度か、このブログでもストックオプションについて書いてきましたが(レベルが低いのであえてリンクは貼らない)、「行使条件と取得条項を組み合わせた使い勝手のよいストックオプション」だとか、「税制適格ストックオプションとするための注意点」など、(特に)ベンチャー企業の参考となるようなことについて、いずれまとめて書きたいと考えていただけに、磯崎先生のメルマガの内容は非常に気になるわけです。

経験的に、ベンチャー企業が発行するストックオプションというのは、「よくわからないけど、本に書いてあることをそのまんまやってみました」という内容のものが多いと感じています。
私も偉そうにわかったようなことを言える立場ではないのですが、ストックオプションの発行や新株の発行といった資本政策は、磯崎先生がおっしゃるとおり、

ベンチャー企業は多くの場合、証券取引所への上場を目指すので、上場審査に引っかかるようなことがあってはまずい。ということは、上場した後のこともイメージしながら、そこから逆算して、資本政策を組まないといけないということになります。



という性質のものなわけです。

さらに言えば、金融商品取引法上の「募集」に該当するようなことを行ってしまうと、有価証券届出書などの提出が必要になり、それ以後も開示会社として有価証券報告書を提出しなければならなくなってしまうという、おそろしいことにもなりかねません。

そしてまた面倒なことにストックオプションは、法律・会計・税務に関してのある程度深い理解がないと、どこで地雷を踏んでしまうかわからない代物でもあるわけです。
ですので、この分野に強い弁護士であるとか、公認会計士であるとかに相談しないと、適切なアドバイスをもらうことも難しいのです。

そんなわけで、弁護士・公認会計士・司法書士・証券会社・コンサルティング会社などのプロフェッショナルに大金を払える企業は別として、資金的に余裕のないベンチャー企業においては、法務担当者などの会社側の人間がある程度勉強しておかないと、危険極まりないのです。

ベンチャー企業のストックオプションという、私にとってのツボに関する記事だけに、「週間isologue」様を購読するしかなくなってきました。
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