風にころがる企業ホーマー

企業法務や経営に関することについて、情報発信していきまーす!

2009年08月

先日、私の勤める会社が出資している、投資事業有限責任組合の総会に出席してきました。
その組合は、いわゆるファンドではありますが、まちづくりをテーマにした社会性の高い組合で、出資しているのは、社会起業家やNPO法人などが中心です。

私の隣に座った方もやはり、大学院でNPOや経営などについて学んだ方で、現在はあるNPO法人の職員として働いているそうなのですが、自分のやるべきことというものをしっかりと定めている、志の高い方でした。

その方には、ビジネスを通じて地域コミュニティをどう形作っていくか、ということについて色々と教わりました。
これまでにも何度か書いてきたかと思うのですが、私の人生のテーマのひとつは、「子どもたちに笑顔を増やすこと」です。
それは、起業によって雇用を生み出し豊かな社会を作ることかも知れませんし、現在働いている会社の人事制度を変えていくことかも知れません。
今はまだ方法がわからないのですが、私は仕事を通して、「子どもたちに笑顔を増やすこと」をしていきたいと考えています。

そんな私にとって、実際にNPO法人で、ビジネスを通じて世の中を変えていこうとしている方とお話ができたのは、とても嬉しい経験でした。
今後も機会があればお話をさせて頂きたいと思い、翌日にはメールを送っておきました。

 
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ブログのデザインをリニューアルしてみました。

ついでに「リンク」ということで、主に法務系のブログのリンクを右側に表示させてもらいました。

「勝手にリンクを張るな!」
という方は、お手数ですがご連絡を下さい。すぐに削除します。

そんなわけで、今後ともごひいきに!
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しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)
(2009/07)
香山 リカ

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著者の本は、これまで何となく避けていました。
タイトルから感じる「雰囲気」が好きでなかった、というのがその理由です。

今回の著書は、「勝間和代を目指さない」という帯に書かれたコピーが話題になり、とても売れ行きがよいようですが、私は、少々心が疲れていたこの時期に、「しがみつかない」というテーマが気になって、読んでみることにしました。

著者の主張はあまり論理性がなく、仮説の上に仮説を積み重ねた上で結論を導き出し、その仮説や結論を検証することもないので、やや論理が飛躍してしまっている印象を受けることが多く感じられます。その点は非常に残念なのですが、主張していること自体は、精神科医らしく、心穏やかに過ごすための心の持ちようという処方箋が数多く示されています。


ちっぽけな幸せもなかなか手にできないこの時代、少しでもそれに近づくためには、私たちひとりひとりはどういう心がけで、何をすればよいのか。それについて、これから考えてみたい。




序章において、そのようなテーマが示され、各章ごとに、「恋愛にすべてを捧げない」「自慢・自己PRをしない」「すぐに白黒つけない」「老・病・死で落ち込まない」「すぐに水に流さない」「仕事に夢をもとめない」「子どもにしがみつかない」「お金にしがみつかない」「生まれた意味を問わない」「勝間和代を目指さない」と、いろいろなことに「しがみつかない」考え方が提案されます。


この本において、著者が最もはっきりと主張していることは、以下に表れていると思います。

とりあえず自分に与えられている仕事、役割、人間関係に力を注ぎ、何かがうまくいったら喜んだり得意に思ったりすればよいし、そうでないときには悲しんだり傷ついたり、また気持ちを取り直して歩き出したりする。そんな一喜一憂を積み重ねながら、どこから来たのか、どこに向かっているのかもわからないまま、人生の道を歩いていくその足取りの中で、しみじみとした味わいや満足が得られるのではないか、と私は考える。



つまりは、あまり「夢」や「目標」や「生きる意味」などというものにしがみついたり拘泥したりせず、一つ一つの目の前の出来事に取り組み、一つ一つの出来事を、良いことも悪いことも受け入れていこう、というようなことを言っているのではないかと解釈します。

確かにそうすることは、心の平安を得るために、とても大切なことでしょう。
でも、人間は本質的にしがみつく生き物だと思いますし、しがみつくからこそ進歩がある、というのも間違いのない事実ではないでしょうか。

「サルを捕まえる道具」という話を聞いたことがあります。
透明な丸い容器に、手が何とか入るくらいの穴が空いており、中にはエサが入っています。
サルは中に手を入れてエサを掴みます。でもそうすると、エサを握ったままでは手が抜けないのです。
エサを手放せば手が抜けて逃げられるのに、エサを手放したくないばかりに、そこから逃げられず、人間に捕まってしまう。
そういう話です。

ものごとにしがみつき、執着していると不自由になります。
何かを捨てたときに、自分が大きく変わり、成長するということも私は経験上知っています。
それでもやはり、いつも何かにしがみついていくからこそ、得るものもあるのではないでしょうか。

著者の提案する「しがみつかない生き方」のいくつかは、疲れている私の心を落ち着かせてくれる処方箋になりました。
しかし、本質的にしがみついてしまう性のある人間という生き物が、「しがみつかない生き方」にしがみつくのは、むしろ難しいのではないでしょうか。
それよりは、著者も言うように、

あいまいさを認めるゆとりが、社会にも人々にも必要なのではないだろうか。



という、人に寛容な社会を取り戻すことの方が、日本が発展していくためには有意義なように思います。



ちなみに一人法務をやっている私としては、以下の言葉に激しく同意しました。

自分が「誰とも交替のきかない存在」だとしたら、転勤もできず休暇も取れず、もっと言えば病気になることも死ぬこともできない。気が抜けない毎日で、息が詰まり、治療にもマイナスの影響が出るに違いない。「まあ、私がいなくても、かわりの人がなんとかしてくれるだろう」と思って伊いるくらいが、肩の力が抜けて、いちばん効果的な治療を行うことができるのではないだろうか。



会社で大きな責任を負うにつれ、この言葉の重みを感じてしまうものだと思います。
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先週の日曜日は、家族総出で映画を観に行きました。

観た映画はコレ
仮面ライダーディケイド「オールライダー対大ショッカー」です。

子供を映画館に連れて行くのは、ほぼ初めてなので、少年少女が映画館でどんな鑑賞の仕方をするのか興味津々でした。
「がんばれー!」とか、「わー!」とか、騒ぎながら観ることが予想されましたが、案外みんな静かに観るものですね。
我が子は兄妹で、「あっ!V3!」とか「あっ!ガクト!」とか叫んでましたが。

今書きましたが、仮面ライダーディケイドの主題歌はガクトが歌っています。
私はこのガクトという人をイマイチよく知らないのですが、長男は仮面ライダーの人として認識しています。
ちなみに映画版では、このガクトが、ライダーマンの役でした。
ライダーマンって、子供の頃、一番人気がなかったですよね。

以前にも書いたことがあったと思うのですが、仮面ライダーディケイドは、「Decade=10年期」の名前通り、平成ライダー10周年記念のライダーなので、過去の仮面ライダーがどんどん登場します。
映画版では、「全仮面ライダー集結」ということで、1号・2号を含め、全ての仮面ライダーが登場しました。
主人公のディケイドがピンチに陥ったとき、全仮面ライダーが助けに来るシーンには、思わず感動の涙を流しそうになった私。子供を持ってからは、異常に涙もろくなってしまっています。

そんなこんなで、とても楽しい映画でした。
それにしても仮面ライダーのマーケティングは徹底してますね。
9月から始まる「仮面ライダーW」も、ちゃっかり映画に登場していました。
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MBA経営戦略MBA経営戦略
(1999/04)
グロービスマネジメントインスティテュート

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「Strategy」という言葉も、職場で普通に使われるようになってきましたが、個人的にコツコツと勉強している分野でもあります。
今回、マイケル・ポーターの「競争の戦略」に挑戦する前のステップとして、グロービスのMBAシリーズを読んでみることにしました。
本書は、「戦略とは何ぞや」というところから始まって、現在の戦略論の概要をおおまかに掴むことのできる、入門者に最適な一冊です。


戦略には、全社戦略(Corporate Strategy)、事業戦略(Business Strategy)、職能部門別戦略(Functional Strategy)と、3つの階層があるのですが、本書は序章でこれらの全体像を把握し、第1章で全社戦略、第2章で事業戦略、そして第3章で戦略の策定方法や組織の変革、戦略と財務の関係などを学ぶという構成になっています。

本書はグロービスのシリーズなので、海外の経営書と違って、取り上げられているケースが日本企業中心です。なので、「経営戦略を学ぶ」という目的を抜きにしても充分興味深い内容に仕上がっています。
例えば全社戦略の部分では、SONYやCANONの戦略が取り上げられていますし、事業戦略の部分では、HONDA、モスバーガー、ブリヂストンなどの戦略が取り上げられています。
これらの企業がどのような戦略によって成長してきたのか、また失敗をしたのかが、非常に詳細な資料とともに述べられています。
そのような日本企業のケースをもとに、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)やSWOT分析などを学ぶのですが、三枝匡さんのフィクション、「戦略プロフェッショナル」に負けず劣らず、読み応えのある一冊に仕上がっています。

法務部門に留まらず経営に関わる仕事をしていきたい、というような方には一読をオススメします。
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