風にころがる企業ホーマー

企業法務や経営に関することについて、情報発信していきまーす!

2009年05月

最近dtkさんと、ビートルズの話題で盛り上がっている(気がする)ので、dtkさんのブログのコメント欄で少し触れた、U2についても少し書いてみようかと思います。


U2の数ある名曲の中でも、私が最も好きな曲は、アルバム「ZOOROPA」の中の「The First Time」です。
このアルバムは、突如テクノ系のサウンドに走ったU2の、テクノ系第2段アルバムだったのですが、非常に短い時間で制作されたにも関わらず、名曲が多く収録されています。
中でもこの「The First Time」は、シンプルなギターとピアノをバックに、Bonoがつぶやくように歌う名曲です。後半の盛り上がりも、たまらない。

例によって、歌詞を引用します。

I have a lover ,
A lover like no other
She got soul , soul , sweet soul
And she teach me how to sing

Shows colours when there's none to see
Gives me hope when I can't believe that

For the first time I feel love




この、恋人の話以外にも、兄弟や父のことを歌い、最後に

For the first time I feel love.

と歌うのですが、この言葉が私はとても好きです。



ちなみにこの「ZOOROPA」が出た後のワールドツアーで来日したとき(93年頃かな?)、東京ドームに観に行ったのですが、私の観たコンサートの中でも、トップ5に数えるくらいの素晴らしいショーでした。



あと、アルバム「Achtung Baby」の中の「Ultra Violet」も好きですね。

baby baby baby , Light my way

と切なく繰り返すBonoの声がたまりません。



昔は、ギターをまるでシンセサイザーのように使うEdgeのサウンドが好きではなかったのですが、段々と心地よくなってくるから不思議です。
久しぶりにギターを弾きたくなってきました。
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企業法務についてのあれこれの雑記さんや、dtkさんのところで、「契約書の管理」が話題になっているので、私も少し。

企業法務についてのあれこれの雑記のコメント欄にも書いたのですが、今の会社に私が入社したとき、契約書は、「あのファイルにあるかも知れないし、このファイルにあるかも知れないし、そこの山の中にあるかも知れない」というような混沌の中にありましたので、契約書を探し出すだけで数日かかるような有様でした。
この1年間で、一応全て整理したのですが、やはりどのような管理方法を取るかは悩みました。

この1年間にやったのは、「とりあえずの整理」なので、

①本業に関わる契約書
②自社から他社への業務委託契約等
③融資に関する契約書
④不動産に関する契約書
⑤弁護士・会計士・コンサル会社等との顧問契約など
⑥自社への出資等に関する契約書

といった分野ごとに契約書を分け、クリアポケットに入れた上で、キングジムの2穴式の分厚いファイルに綴じこんでいきました。

そして、Excelに、
①相手先名
②契約書名
③契約の種類
④締結日
⑤契約期間満了日
⑥自動更新の有無
⑦その他注記
などを打ち込んで、「はい終わり」という、非常に原始的かつ簡易な保管方法をとりました。
(kataさん、参考にならずすみません)

しかしそうは言っても、これだけで随分検索性は向上しました。
少なくとも、他部門から「あの契約書が見たい」と言われれば、数分以内には出してこれる状態にはあるので、とりあえずのところ不自由はしていません。

今後、Excel管理からAccess管理に切り替えることや、PDF化することを考えているのですが、kataさんのおっしゃるように、Access管理は、レポートを作成する機会が多い場合を除き、意義は小さいかと思います。
ですので、dtkさんのところと同じように、「ExcelとPDFをリンクさせる」というレベルが、私の会社では最適な管理レベルなのではないかと考えています。
この点、いろんな会社から、「契約書管理ソフト」なるものが出ていますが、概ねこのくらいの管理レベルのようなので、自社で作れば足りるのではないかと思います。


そもそも契約書を法務が管理すべきなのかどうか、という問題については、どうなんでしょう。それぞれの会社にとって、主な契約がどのような契約なのかにもよるとは思いますが、私が以前勤めていた飲料メーカーでは、契約書の内容によって、各部署(又は営業所)保管のものや、法務保管のものと分かれていました。
その会社で最も多く作成される契約書は「自動販売機設置契約書」であったので、これは契約書の種類や数(赤い自動販売機の数だけ、契約書がある)からして、法務が保管する必要性は乏しいと思います。



公文書の管理方法についてもいろいろと騒がしいのですが、会社における文書管理というものも結構重要な問題です。しかしその方法論についてはこれまであまり論じられていないだけに、企業法務系のブログで、こうして皆さんが取り上げて下さると、とても参考になります。
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私は昨年9月頃から、総務の責任者もやっています。
しかし総務というのは、その必要性の割に、モチベーションの維持が難しい仕事だなあ、と感じています。
私は、「総務専任者の上司」という立場なのですが、総務専任の部下はどうしても庶務的な仕事をすることが多く、キャリアパスが見えにくい。
できるだけ法務的な仕事を任せたりと、仕事を面白くする工夫はしていましたが、いろいろと事情があって、6月末で退社することになってしまいました。
私は彼女にとって、どんな上司だったのかなあ、と考えてしまいます。
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「ベンチャー企業」と一括りにしてしまいたくないのですが、
①ここ10年内に設立されていて、
②本業が何なのか目的を見ただけではよくわからない、
③資本金が3000万円以下くらいの会社
というのは、新株予約権を発行している会社が多いような気がします。

そのような会社は私の知る限り、経営者に対してストックオプションをバンバン発行していることが多い。
明らかに、上場して一儲けしてやろう、という気持ちの表れなのですが、利益すら出ていない会社がほとんどだという印象を持っています。
これでは上場は厳しいでしょう。

一方、地に足の着いたストックオプションの発行をしている会社というのは、組み立てがしっかりしている。
新株予約権の内容が、本を丸写しにしたような汎用的なものではなく、重要な役員・従業員に対して使い勝手のよいものとなるように工夫が凝らされています。

私もこのような、「地に足のついた」ストックオプションのあり方について、いろいろと考えてたりしているのですが、新株予約権というのは考えれば考えるほど、法務・会計・税務・財務の総合的な知識が必要とされることを痛感します。

新株予約権は会社法の規定に基づいて発行するので、会社法の知識が必要となるのは当然ですが、税制適格ストックオプションにしようと思えば税務の知識が必要となりますし、新株予約権の発行価額・行使価額を設定し、また公正価格を見積もろうと思えば財務の知識は必須です。そしてこれらを理解するには会計の知識が必要です。

私は上記の知識のどれも中途半端なので、経理担当者や社外の専門家に相談したりもするのですが、弁護士は会社法、会計士はそれ以外の知識しか、高いレベルでは有しておらず、総合的な判断をできる人というのがなかなかいません。
(正確には、知っている方の中にはいません)

弁護士の知識と会計士の知識を併せ持っていて、司法書士ばりの手続きに関する知識を持っているスーパーマンがいればいいのにな、とないものねだりをしている今日この頃です。
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原田宗典 武者小路実篤を朗読するの第2回目にも参加してきました。
この会の影響で、先日武者小路実篤の詩集を買ったのですが、これがとても良い詩集でした。

無車詩集 (愛蔵版詩集シリーズ)無車詩集 (愛蔵版詩集シリーズ)
(2006/02)
武者小路 実篤

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私は詩心がなくて、いくつか好きな詩もあるにはあったのですが、これまであまり詩というものに触れてきませんでした。しかし、武者小路実篤の詩は、そんな私にも良さがわかるシンプルなものが多いような気がします。
勢いにのって中原中也の詩集まで買ってしまいました。

山羊の歌 (愛蔵版詩集シリーズ)山羊の歌 (愛蔵版詩集シリーズ)
(1999/09)
中原 中也

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さて、その朗読会で、原田宗典さんに薦められた本がこれ。

人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)
(2001/03)
山田 風太郎

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なんだかおどろおどろしいタイトルと表紙です。
この本、有名人が何歳で亡くなったのかが、年齢別に記されており、またその死にまつわるエピソードが紹介されています。
20代で亡くなった有名人はひと括りにされていますが、30歳以降は1歳ごとに分けられています。

これだけ聞くと、何だか悪趣味なように見えますよね?
でもこの本、なかなか面白いです。

例えば私は今35歳ですが、35歳で亡くなった有名人をピックアップすると、次のような人達の名前があります。

モーツァルト
鼠小僧次郎吉
孝明天皇
正岡子規
芥川龍之介
などなど・・・

芥川龍之介が35歳で亡くなっていたとは知りませんでした。


そこで、先ほどの中原中也なんかが気になって見てみました。
彼は30歳で亡くなったそうです。
少し引用します。

中原中也(1904~1937)
昭和11年11月、詩人中原中也は、満二歳になったばかりの長男文也を結核性脳膜炎で失ってから、悲しみのあまり精神の異常を呈すようになった。
葬式のとき彼は、赤ん坊の死体を抱いて離そうとしなかった。それ以後、その葬式についての近所の悪口、巡査の足音などの幻聴に悩まされたり、ラジオに向かってお辞儀したりした。12年早々、中也が屋根の上にしゃがみこんでいるのを見た友人は「これは本物だ」と断定し、中原の母や妻と相談して、千葉県にある精神病療養所にだまして連れて行った。
2月15日、彼は病院から勝手に帰宅した。彼にとって精神病院に入院させられたこと自体が打撃であった。彼はそのまま病院に帰らず、また長男の想い出の残る市ヶ谷の家に住むにたえず、鎌倉扇ケ谷の寿福寺境内に転居した。
その秋、彼は知らずして、
「おまえはもう静かな部屋に帰るがよい」
にはじまる最後の4行詩を書いた。
(中略)
10月23日、午前零時10分、息をひきとった。
臨終に立ち会えなかった友人の大岡昇平(28歳)は、棺の前で泣いた。
支那事変の凄まじい序曲の中に、国民は、のちに昭和前期の代表的詩人の評価を受けることになる詩人の死をほとんど知らなかった。




どうでしょう。
「死に方」というものは「生き方」と同じか、それ以上に重要なものだと思いますが、あまりに切ない中原中也の「死に方」には、胸が締め付けられます。
長男の死により精神に異常を来たした中也の晩年のエピソードは、とても他人事とは思えず、人間の命の儚さと尊さを思わずにはいられませんでした。


この第1巻は、15歳から55歳まで。
これを読んでいるビジネスパーソンの方々の現在の年齢は、ほとんどこの中に入るかと思います。
ご自分の年齢で亡くなった有名人と、その死のエピソードをご覧になってみてはどうでしょうか。
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